新潟県内市町村担当者による意見交換会

新潟県防災局防災企画課より毎年、新潟県防災まちづくりフォローアップ事業を受託しています。今回は防災企画課と危機管理対策課の共同事業として（なんと初めてとのこと）、テーマ別検討会「防災リーダー等の育成」を開催しました。対象は新潟県内市町村の防災担当者で、当時は19名の参加がありました。

愛媛県大洲市危機管理課の井上防災係長を講師に招き、平成30年7月豪雨の事例を学び、見附市企画調整課の鈴木課長補佐からは避難インフルエンサーの取組を紹介していただきました。その後、参加者を4班に分け、「自主防災コーディネーターの育成と住民啓発用テキストの作成について」をテーマにグループワークを実施しました。

当センターでは、新潟県防災局防災企画課と連携を図り、新潟県内の防災人材の育成に向けた新しい仕組みづくりに挑戦します。それが自主防災コーディネーター（仮称）です。地域住民に対して防災を教えることができる防災リーダーを育成・登録するとともに、市町村等の要請に応じて派遣する計画です。本日はそのための第一歩であり、参加した市町村職員の方からは概ね好評でした。