2024年3月20日（木）9:30～11:00
＠ユートピア頸城希望館 第3会議室
上越市では、毎年約50名の防災士を養成し、防災士資格取得者に対し継続して研修会を実施しています。今回は、新潟県まちづくりフォローアップ事業を活用し、新たに資格を取得された方に対し、実際に地域で活動してもらうことを想定して、ハザードマップの活用及び適切な避難行動について学び、説明できるようスキルアップ研修を実施しました。
前半の講義では、1月1日に起こった令和6年能登半島地震での被害や、災害時の避難行動・ハザードマップの活用についてお話ししました。後半はグループワークを実施し、グループ内の1人を仮想の対象に見立て、地域の災害リスク、避難先、避難経路などハザードマップを見ながら確認しました。複数人で見ることで自分では気付かない視点もあり、それを教え合うことができます。
今回の能登半島地震では上越市で実際に津波が川を遡上し浸水被害が出ていたことから津波の避難経路について検討しているグループも多く見られました。また、経路についても複数の選択肢が必要だという声もありました。